松崎しげるの辞書に「白々しい」の文字はない

先週の土日は東京におでかけしました。シロイさんと一条さんにお会いしました。新宿方面にて、両手に華でした。しおれてはいません。いないと言っておろうが。あと謎の人物が現れたりもしました。しりとり対決やらポケモンの名前当て対決を挑まれました。ふはははは、こしゃくなやつめ!と一蹴するつもりが、明らかに年上なのに負けてバカの称号を授かりました。おつかれさまでした。お別れして渋谷方面へ移動しました。夜は夜とてぎょうさんの、インターネットのひとびとにお会いすることになっていました。要するに、mm忘年会というやつです。盛り上げ役ではなく、平均年齢を上げる係としてオファーがあったと事務所からは聞いてましたが、それはさておき、モヤイ像とハチ公の見分けがつかなかった結果、ほんのりと遅刻しました。なんとか合流すると、死んだ牛の肉をごうごうと燃やして食べるお店へ押し込まれました。ちなみにここから先、数時間の記憶はほとんどありません。酒に飲まれたか、もしくは田中のカルピスサワーだけに何らかの細工が、例えば目薬のような液体がお店の2階から注がれていたか、どうにも粗相をしでかしてしまった感だけが拭えないのでそういうことにしといてください。インターネットにまつわる集いに参加するたびマイミクシィが減るのは避けたい。避けまくりたいのです。だから5キロ痩せる公約を守るどころか1キロ太ってしまったことも含めてぜんぶ、忘れてよ。でも小鹿さんの一挙手一投足については脳裏に焼きついております。モノホンの小鹿より小鹿さんのがかわゆいというのは都市伝説ではありません。秋葉原に小鹿喫茶を開店して一財を為したい。でもその前に謝ります。すみません。なんやかんやでお開きになりました。おつかれさまでした。


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思いがけない贈り物

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