誰が「禁煙」を殺すのか?

昨日の朝、自販機に400円入れてラッキーストライク(320円)を買ったら釣り銭が10円玉×8という仕打ちを受けました。純白のメルセデスとプール付きのマンションを所有している程度には勝ち組なもんで煙草が少々値上がりしたところで痛くも痒くもあらへんわーって最高の女とベットでドンペリニヨンしてたのが、自販機を管理しているおっさんの怒りを買ってしまったのかもしれませんけど、とにかく腹が立ったので意味もなくやたらと膨らんでしまった財布はそのままドブ川に捨ててやりました。自販機に鼻くそをなすりつけたりもしました。こんな嫌な思いをさせられるのは二度とごめんです。だから昨日の午前11時をもって、煙草を吸わない人生を送ることにしました。しつこいようですけどお金には困っていません。腐るほどあります。先月も5億ほど腐らせましたし先週は原動機付自転車が購入できるくらいのお金をパチンコで失いました。禁煙してから13時間5分12秒が経過しました。ほんとにこのまま禁煙し続けてよいのだろうか不安になってきました。いや別に辛くなってきたのではありませんよ。確かにココとかココにも挙げられているように、禁煙した時のメリットはウンコの数ほどあると思うのですけど、少なくともその中の「食欲が増進する」「味覚・嗅覚が回復する」「口臭や体臭を気にしなくてよい」の3点については、僕にとっては完全にデメリットにしか思えないのです。まず食欲が増進すると(更に)太るのは明白です。すると職場では自己管理ができないという理由から昇進の道を閉ざされ、ご近所の親子連れには「ママー、歩いてるだけでハァハァ言ってる変なおじちゃんがいるよ?」「あのね、太ってるひとはね、疲れやすいのよ」「ブタは疲れやすいのかあ。なるへそ」「でも、あれは食べられないほうのブタなのよ」と言葉の暴力でしばき回されたりして散々な目に遭うに決まってます。また味覚・嗅覚が回復すると、母さんが毎日作ってくれる料理、これが実はそんなにおいしくなくてがっかり…といったケースもありうるわけで。知らぬが花という言葉もありますし、何事にも鈍感なほうがある意味幸せな人生を送れると思うのですよ。あと口臭や体臭を気にしなくてよいとのことですが、身体から煙草のニオイがしなくなったら余計に口臭や体臭が気になりますから。加齢臭まるだしですから。せっかく木を森に隠していたのに自ら伐採してどうするって話ですよ。ほらメリットだって裏を返せば立派なデメリットなのです。不安で胸が押しつぶされそうですよもう。


でも不思議なこともあるもので、煙草を吸ったらとても落ち着きました。

だれが「音楽」を殺すのか?

だれが「音楽」を殺すのか?