リニューアル

内容にデザインを合わせるべくウンコ色に模様替えしたところ、目にやさしいのかやさしくないのか判断しづらい感じになりました。1時間弱でやっつけたのが失敗でした。近々どうにかしようとは思ってるので、その代わりに、僕の部屋の寒さをどうにかしてください。冬眠寸前です。このところ毎日仕事に遅刻してるのもきっと、毎朝冬眠しかけてるからにちがいありません。村上ファンドにごっそり毛髪を敵対的買収されてしまったかのような上司にそのような事情を説明したところ、「そのまま一生冬眠すればいいのに」という有り難いお言葉を頂戴しました。やんわりとした形で「死ねばいいのに」とわざわざ告げてくれる心優しい上司はそろそろ昇進すればいいのにと思いました。二階級特進、的な。殺伐な冗談をつい書きたくなるのもこの寒さが原因でしょうか、やはり。でもまあ、ほんとにこの部屋の寒さは理解しがたいレベルです。白い息が出たり意図せぬタイミングでマウスをクリックしてしまうのはちょっと…。例えばこの部屋が、床暖房なりエアコンが完備されてるようなブルジョワジールームであれば、それぐらいに生活に余裕があれば、この日記だって某ウ○ケンさんのように、某ウカ○ンさんのようによだれが出そうな食べ物の画像で埋め尽くせるはずなのです。「今日は○○を食べてきました」的な、ほんわかとした内容をお届けできると思うのです。そしてお届けするのはぼくではなく、加藤の役目なのです。口頭で伝えた内容を、常に半歩後ろに控えた執事の加藤が更新してくれるはずなのです。「加藤、右クリックで保存しなさい」つって画像を収集してくれたりもするはずなのです。加藤の画像収集能力たるや、そこいらのエログに勝るも劣らないはずなのです。残念ながらぼくの部屋には加藤どころか、人肌で暖めたりする係の小倉優子さんすらいませんが。エアコンどころかコタツもないし、ナチュラル床冷房です。そら荒みます。日記の内容だって薄ら寒くなります。部屋の温度に比例してるのよね、きっと。妄想じみたことを書いてるのだって実際に、それが見えてるのよね。幻が。マッチ売りのおっさんです。アップルのiMac G5なんかいらないので、もしよければ毛布と、あと温かいスープを1杯わけてもらえませんか?

人のぬくもりに涙がでる話

人のぬくもりに涙がでる話

  • 作者: 岡庸子
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本