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東京日記(5/4)

奴隷としてこれからの人生を俺様に捧げる覚悟があるなら「マッスルハウス4」のチケットを譲ってやらなくもないよと松本さん(id:hurricanemixer)がおっしゃりやがるもんで、予定より1日早く、青春33きっぷを利用して東京に遊びに行きました。東京駅に着くやいなや、売店で「はじめての奴隷」というガイドブックを購入、そして水道橋駅へ。ところがです。東京近郊の路線図を20分ほど眺めた結果、一筋縄では水道橋駅へ辿り着けないことが発覚しました。山手線があればどこへでも、どこまでだって行けると信じてたのに…。見知らぬ若者に泣きつき総武線なるヒントを入手してことなきをえたのですが、ほっとする間もなく、水道橋駅周辺は東京ドームへ向かうジャイアンツファンで溢れており、そのアウェイな感じに負けるもんかとパチョレックのモノマネで威嚇していると、松本さんが現れました。さっそくガイドブックに記述されていたままに靴を舐めたり肩を揉んだり卑屈になったりしていると、背中を思い切り蹴られ、その勢いで後楽園ホールへ移動しました。実のところ格闘技の聖地を生で見るのは初めてで、おおっ、ここで幕之内一歩とヴォルグ・ザンギエフが戦ったのですね!とおとなげもなく興奮していました。また背中を蹴られました。その勢いで座らされた場所がリングサイドのしかも前から3列目というナイスなポジションだったりしてもう、靴を舐める舌の動きもいっそう滑らかになるというものです。予定通り19時に開演されました。とはいえ試合はおろか、選手紹介などもろくにないままスクリーン上でレスラーによる小芝居が延々続くとは思いもよりませんでした。あといきなり会場の一体感がすごかった。プロレス自体は阿修羅原さんやら石川敬士さんが全盛期の頃からそこそこ見ているものの、マッスルを見るのは初めてで、しかも今回あえて予備知識を仕入れずに挑んだもので、しょっぱなから多少面食らいましたが、じわじわとマッソーワールドに吸い込まれ、キスアンドクライのセットが準備された時点でもう無理でした。にわかマッソーフォロワーの誕生です。詳細は松本さん、いや松本様のレポート*1を読んだらいいです。僕としては、もうしあわせだったとしか言いようがありません。パイプ椅子に長時間座り続けると命を失う危険があるにもかかわらず、肛門の痛さを忘れて魅了されていました。次はなにをやってくれるのかなってわくわくして、大笑いの連続でゴーアーを疲れさせられた挙句、最後のけちょんけちょんにしばかれてそれでもすがりついて一矢を報いる姿に思わず涙していました。そしてとどめの大どんでん返し。唖然とした後、やっぱり大笑いして会場を出ました。鈴木みのるさんのプロレスラーとしての器の大きさを思い知らされましたし、試合後の感極まったマッスル坂井さんの大きな顔面を見ていると、もう泣いていいのか笑っていいのかよくわからなくなる始末でした。まるでプロレスを突き詰めていくとこういう形になるのだという答えのひとつをわかりやすく提示されてるのではないか、と思わされるほどの説得力を感じました。観客に幻想を与えてくれるのがプロレスであるなら、そういう意味では実にプロレスそのものだったと思います。あと誤解があってはまたまた背中を蹴られるので書いておきますが、松本様はほんとうにいいひとです。

恐竜マッスル

恐竜マッスル

*1:id:hurricanemixer:20070508:1178563590

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