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産むための作業の速さに定評のある田中

そもそもなぜその男の人らが便座を上げずにおしっこするのかその理由を考えてまして、たぶん「尿ハネ問題」への一つの回答なのだと思った。
便座を上げずにおしっこできる男子とできない男子の二種類しか世の中には存在しないのだと誤解されがちな今日この頃ですけど、少なくとも僕自身は、便座に腰を下ろしておしっこします。個室ではないほうの、つまり小便専用の便器はもちろん眼中にありません。立っておしっこするには決定的に、おちんちんの先端から便器までの距離が遠すぎて、命中率がどうとかいう以前に、便器に辿り着くことすらままならないからです。すなわちおちんちんが孫悟空とすると、陰毛は筋斗雲であり、便器は天竺であり、そんぐらいの果てしなさ。太っているという理由のみで草野球のポジションが自動的にキャッチャーになってしまうひともいれば、別の理由でショートになってしまうひとだっているのです。でも他人にはそれがうまいこと伝わらなくて、ふふふっと鼻で笑われたりするので、僕は悲しい。あなた達はいっつも自分勝手でわがままで、今までに一度だっておちんちんの気持ちを考えたこと、ないじゃないですか。例えばラージヒル(スキー)の選手になったつもりで、ジャンプ台に立って、着地点を見下ろしたら大抵のひとは、きっと高くて怖いなあと感じるはず。ランディングに失敗してごろんごろんと転がって、雪だるまになる光景が脳裏にちらついたりもするはず。想像力をちょっと働かせたらわかると思うのですが、おちんちんから見た便器もだいたいそんな感じです。そりゃあ、震えて縮こまるのもしかたありませんよ…。うん、もう縮こまらなくてもいいんだよ…。というより人間でさえそんな気持ちになるのに、それが蟻だったら…。蟻サイズだったら…。 だからおしっこをするのにも僕は、できるかぎり個室を利用してあげます。見られるのがいやだとかじゃなくて、おちんちんの先端から便器までの距離を縮めたいがために、です。これはある意味、小さい子と会話するときにしゃがんで目線の高さを合わせてやる行為に等しい、愛情の深さ、そしてやさしさであり、おちんちんが息子と呼ばれる理由のひとつがこれです。息子がかわいくてしかたがないから昨日もスキンシップにいそしみ…えっと、何の話でしたっけ?ああ、おしっこバトン?じゃあ、次はid:amnさんでお願いします。
おしっこを遠くにとばそう

おしっこを遠くにとばそう

  • 作者: 斉藤誠一
  • 出版社/メーカー: 寿郎社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本