フォームレス(その2)

天道さんより次のプリキュアを心配するべきですよね!このオス豚!とメールフォームからご指摘を受けたので、そっち最近見てないんだけどな…でもこんな身も蓋もない一言で終わらせてしまうと家畜呼ばわりされたことに腹を立てている器量の狭いやつだと誤解を受けそうな気がするしな…と葛藤しつつ考えてみたところ、まず次のプリキュアは5人体制らしいので、その点を踏まえて、何に代わっておしおきしてしまうのかというのはおいといて、あと「Yes!プリキュア25」でしたっけ、タイトルから粗筋をなんとなくレベルで予想しておくと、5人はそれぞれ「青」「白」「赤」「緑」「沢木さん」という愛称で呼ばれていて、沢木さんを除けばいずれも予選を勝ち抜いて選ばれた猛者ばかりだったりして、ただそうはいってもまだ箸が転がってもおかしくてコロコロと笑ってしまうような年端もいかぬ乙女たちなので、彼女らのお目付け役として厳しい視線で見守る老紳士が1人いるとかなんとかで、ロマンスグレーな風貌からは想像できないほどに情熱的でかつ饒舌な彼は、時に喉を震わせて叫ぶわ時に力強く握り締めた拳を震わせるわで、プリティな清はキュアキュアで、日曜の早朝から濃すぎるからやめて。


「赤のプリキュアさん、よけてしまわれたっ!」
「敵16番の懐に青のプリキュアさんが飛び込んだーっ!」
「白のプリキュアさんも攻撃したが一歩遅かった!」
プリキュアチャーンス!」
「敵7番、8番、9番、13番、19番の顔色が変わる!」

負けるのは美しく

負けるのは美しく

  • 作者: 児玉清
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本