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ペンになりたい

斜め前に座っている女子社員(人妻)がボールペンをげしげしと噛んでいる。それを見ていると、だんだんペンになりたくなるから不思議。まさかペンに対して変身願望を抱く日が来るなんて。茶目っ気が過ぎるというかMっ気が過ぎるというか、より正確に書くなら、僕の乳首がペン(ピンク色)になればいいので、「それは乳首ですか?」「いいえ、ペンです」と、ひとり駅前留学をしていると、その間も彼女はひたすら噛み続けているわけで。甘えたガール?腹ペコガール?それとももっと別の、メッセージ的な意味がある?おひるねラッコで今夜待ってます…的な、僕へのときめきラブサインだったらどうしよう。夜になったら甘噛みガールになる亜麻色の髪の乙女…。そんなコニタンばりに子犬のごとき目で見つめられたらもう…。でも不倫はあかんで…。自分の倫理観に反するから。というよりは、いずれ嫉妬の炎に身を焦がしながらペンの先に毒を塗ったりしてしまう自分が見えてるから。塗るのはローションだけでいい。お酒はぬるめの燗がいい。というよりそもそもあんなものを噛むのは身体にはよくないだろうから、ぜひともなんとかしてあげたい。例えばペンの形をしたチョコレートなどのお菓子を作ってプレゼントするとか、虫歯になったら困るというのであればスルメでもいいだろうし、彼女以外の他のひとにも需要がありそうですねこれは。爪を噛んでるひと向けに指サック状のキャンディなんかもオススメしておきたい。というこちらの心配をよそに女子社員(人妻)がペンをゴミ箱にポイと捨てやがりました。ひどい。さんざんもてあそんで簡単に捨てるのね…。罪作りな女め…。ならこっちも、罪作りな男も黙っちゃいられない。あとでこっそりゴミ箱から回収して、小学生の頃に好きだった子の縦笛のことを思い出しながらいろいろというかペロペロ。

デッドマン・ウォーキング

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