著者近影2.0

まあ本題に入ると、前から思っていたけどやっぱり島本さんは不美人ですよね。

もし僕が島本理生さんなら地獄通信にアクセスしてしまいそうなほどにおそろしいタイトルがつけられているけれど、島本さんのお顔にケチをつけるのが目的でないことは記事を読んで把握した。むしろなるへそと思った。閻魔あいさんの出番もなさそうだ。そもそも島本といえば島本須美さんで、「カリ城」のクラリスさんで、「めぞん一刻」の管理人である音無響子さんなので、島本さんはたぶんかわいい。理生かわいいよ理生。見たことないけどそういうことにしておきたい。話は逸れちゃったけど、僕も作家さんには顔を出さないでほしいという意見には同意する。ただ、テレビに出るなというのは酷な話だとも思う。作品が話題になったりバカ売れした記念(またはご褒美)としてテレビに出る作家さんもいらっしゃるかもしれないし、ご両親なんかはご近所さんに自慢できる滅多にない機会になるかもしれないじゃない。だからそういう機会があったらどんどん出ればいいじゃない。僕みたいにそういうのが嫌なひとは見なけりゃいいだけのことだ。でも見たくもないのに嫌でも目に入ってしまうものがある。それは著者近影。これだけはもうね、目にも止まらぬ速さでどうにかしていただきたい。著者近影が憎い。著者遠影ならまだ許せるものを、どうしてそこまで近づくのか。意味が分からない。だから袋とじにしてください。あとがきも含めた形で巻末らへんに袋とじ。意味合い的には週刊誌のムフフなそれではなくて、主に小倉優子さんのムフフなそれではなくて、推理小説における「読者への挑戦状」のテイで。著者近影もある意味読者への挑戦なのだから。そして覚悟を決めた読者、もとい勇者のみがカッターナイフ、もとい古びた剣を天にかざして封印を解くのだ。中からゴツいモンスターが出てきたところでそれはそれ。あなたの古びた剣は、実は諸刃の剣だったのです(ゲームオーバー)。


人生にリセットボタンはない。あればとっくに押している。